偽装問題を起こしたメーカーのエフェクターは買い?VERTEXを弾いて感じたこと




歪みMANIA管理人の慎也(@ShinyaGuitar)です。

 

MODされたエフェクターって夢がありますよね。

俺も過去にはキーリーのエフェクターを持ってたり、ARIONのコーラスが欲しいなーなんて思ってました。

 

現在もMOD品は人気があり、世の中にはたくさんのMOD品が出回っています。

 

元々のサウンドに納得がいかず、さらなる高みを目指したMOD品。

だけど、いいものばかりではなく、金儲けをしようと企んで、ほんのわずかな改造しかしていないのに高価な値段のMOD品なんかも一部出回っています。

 

過去にVERTEXがBEN Wahというワウペダルを中身をそのままに、外見だけ変えて高価な値段で販売してしまったり、日本ではWAXXというブランドがぼったくってるという話が浮上したり。

 

被害を受けた人はもちろん買いたくなんかないと思いますが、被害を受けていない人も疑わしいブランドは避けてしまうのが普通だと思います。

じゃあ疑わしいだけで全く買わないの?というのも俺は正直もったいない気がしています。

 

結論から言うと、過去にトラブルを起こしていようがその音が気に入って他に代わりがないなら買うべきというのが俺の見解です。

 

MODから始まったメーカーもオリジナルの商品を多数作っています。

今日は過去にトラブルを起こしたメーカーのエフェクターは買うか否か?ということを俺の目線でお話ししていきます。

 

この記事は

  • 過去にトラブルを起こしたメーカーのエフェクターは買いづらい
  • なんとなく気になっているけど悪い噂が気になって二の足を踏んでいる

そんなあなたに向けて書いています。

 

 

偽装はそもそもアウト

今日の記事は肯定的な部分もあるのですが、大前提として偽装はアウトです。

全然違うジャンルですが、過去に日本では食品偽装の発覚が連続したことがありましたよね。

 

大きなところは謝罪会見を開いたりして大きな騒ぎになりました。ニュースをつけたら謝罪ばっかりでうんざりしましたよね…

 

極端に言えばメーカーの都合なんか消費者としてはどうでもいいんですよ。経営が悪化しようが、なんだろうが購入する側はそのメーカーの商品を信頼して買うわけです。

 

だけど、信頼して買ったのに中身が粗悪品だったと思うと、悲しくなりますよね。

 

なので偽装はそもそもアウトです。

その上で話を進めていきますね。

 

実はパーツ代なんてたかが知れている

よく「MOD品に高価な〇〇を使用し…」とか、「NOSのチップを贅沢に使用した…」とか。

いかにもすげー高価なものを使っているような売り文句を目にしますが、そもそもエフェクター用のパーツって高くても数百円の世界です。

 

自分でやれば、改造費なんて1,000円あればお釣りがくるレベルのものさえあります。

店頭で50万円くらいするアンプなんかも、パーツだけ揃えれば10万円程度で作れます。パーツ代なんてそんなもんなんですよ。

 

でもパーツ代だけで話をすると原価厨みたいで嫌なので、何にお金がかかっているのか?を話すと

  • 改造元のペダル
  • 人件費
  • 開発費
  • 必要経費(家賃や光熱費など)
  • 流通コスト
  • メーカー、輸入代理店(海外の場合)、問屋、楽器店の利益

ざっくりあげてもこれだけの経費がかかっています。

 

『高価なパーツ』と聞くとすげー高いように思ってしまいますが、値段だけで言うと実際は大したことはありません。

だから改造ができる人は自分でやれば安いです(笑)

 

でも改造なんかできない人はたくさんいますし(俺もできません)、どこどこのメーカーの手でMODされたものを買いたい!って人もたくさんいます。

みんながみんなオリジナルで作りたいわけではありませんからね。

 

 

高価なMOD品を買う理由

MOD品は普通は高価ですよね。元の商品の2倍や3倍するなんてザラです。

普通に高いです。

 

じゃあ何でわざわざ高価なMOD品を買うのか?

 

大きく分けて3つの理由があります。

  1. 好きなアーティストが使っているから
  2. 憧れていたり好みのブランドだから
  3. 音が気に入ったから

ほとんどがこれに当てはまります。

 

VERTEXのBEN Wahの外装だけ変えてMOD品として販売した事件だって、マイケルランドウが使っているからVERTEXのAXISワウを買ったと言う人はたくさんいたはずです。

 

そりゃそうですよね。憧れのアーティストと同じものを使いたいですもん。俺も昔はB’zの松本さんと同じ機材を使いたくてBognerを買ってました。

使っているうちにそのブランドのことが好きになって、他の商品を買おうと思いますよね。

 

エフェクターの偽装で最も信頼を失うのが、1と2の購入層を欺くことなんです。

なぜなら、一番裏切られた感が強いからです。

 

例えば、機能だけで考えたら軽自動車で十分なのに、わざわざ外車を選択するようなもので、一般的にはそれが所有欲と呼ばれてます。

 

もちろん音が気に入って買ったとしても、本来は偽装なんて絶対にあってはいけません。

 

ただ本当に音を気に入って買ったのであれば、それはそれでアリなんじゃないかと思います。

もちろん偽装や問題はあってほしくはありませんが「クソッタレメーカーが!」って思いながらも、「音がいいから使ってる」って言えば最高にロックです。

 

VERTEXのBEN Wahの件なんか、元々のBEN Wahのポテンシャルが評価されましたね(笑)

 

機材を買うということは、あなた自身の音を作るということです。

本来は自分自身の感覚を頼るべきですよね。判断するのはあなたなのですから。

 

結局は偽物を買うも買わないも自己責任です。

 

音が気に入れば迷わず買おう

過去にトラブルを起こしていようが、安いパーツを使っていようがエフェクターの音を気に入って他に代わりがないなら買うべきです。

 

本来MOD品を買うときは音で選ぶべきなんですよね。

ブランド力に惑わされないことが大事だと思っています。

 

もちろん「あのメーカーが好き」とか「あのブランドの商品の音は好き」と言うのは誰にでもあると思います。

俺も一時期狂ったようにBogner製品が好きでしたし、今はFRIEDMANの音が大好きです。

 

だけど「本当にそのMOD品を買う価値があるのか?」と考えて、音で判断するのが理想です。

そして他に代わりがないのであれば購入はアリです。

 

例えばVERTEXなんかは過去のトラブルを全面的に謝罪して、現在0から頑張っているそうです。

実際にVERTEX STEEL STRING CLEAN DRIVEを試奏しましたが非常に出来がよくて、個性のあるサウンドをしていました。

 

試奏して気に入ったエフェクターが、唯一無二のサウンドで「心から欲しい!」と思ったら、過去にトラブルを起こしていようがなんだろうが俺は買います。

 

逆のパターンでは、WAXXのBUFF6というバッファーを昔使っていましたが、トラブルがあったことを知ったのはつい最近です。

トラブルを知る前にBUFF6は手放してしまいましたが、今ではもうWAXXというメーカーが選択肢に入ることは絶対にありません。

 

なぜなら音は普通だったからです。疑わしいメーカーの上に、個性がないペダルをわざわざ買おうとは思いません。

だったらXoticのEPブースターを買ったほうが200倍くらい幸せになれます。

 

そうやって判断基準をあなたの中で設けてあげればいいんです。

実際に弾いてみて音が気に入り、なおかつ値段と釣り合ってるとあなたが明確に感じればそのエフェクターは買いです。

 

少しでも引っかかる部分があるのであれば買わなければいいのですから。

 

結局のところ、今お店に並んでいてトラブルを起こしたことのないメーカーでも「全く偽装はないか?」なんて考え出したらきりがありませんし、一般ユーザーである俺たちは知る由もありません。

全ての機材を選ぶ基準ということになりますね。

 

 

まとめ

VERTEXの過去のトラブルをリアルタイムで知っていて、新たに生まれ変わったVERTEXを弾いて感じたことがこの記事を書く発端でした。

 

過去に偽装などのトラブルを引き起こしたメーカーが作るエフェクターはあなたが心から音を気に入り、値段が釣り合うと判断すれば迷わず買いでいいと思います。

 

過去に問題を起こしても頑張っているメーカーはあります。

偽装ではないですが、食品業界では致命的である食中毒を起こした雪印も再建して頑張っています。

 

信頼という意味では過去のトラブルが尾を引くのはとても分かります。

エフェクターは趣味のものでもあるので、変な心配をしたくないというのも分かります。

 

だけど中には素晴らしいサウンドを出すものもあるんですよ。いいエフェクターを全く知らないまま過ごすのはもったいないなーって思います。

 

過去にトラブルを起こしたからと敬遠するのではなく、ぜひ試しに触れてみるというのも悪くないですよ。

ぜひ楽器屋さんに立ち寄った時に、気になるエフェクターがあったら弾いてみてはいかがでしょうか。

 

それでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

田﨑 慎也

歪みMANIA管理人。ギターとバイクとブログの人。
2008年メジャーデビュー。2013年バンド解散。解散後はソロギタリスト、サポート、楽曲提供、デモンストレーターとして活動。モダンな改造マーシャルサウンドが大好き。
もともと好きだった機材の研究で鍛えられた耳を活かし、歪みMANIAを立ち上げる。 プロの現場で使えるペダルなのか?を基準に機材をレビューしていきます。