歪みMANIA管理人の慎也(@ShinyaGuitar)です。
Lovepedalに70年代マーシャルサウンドを再現したPURPLE PLEXIというペダルがあることをご存知ですか?Lovepedalには珍しく、バリバリのハードロックサウンドなペダルです。
ブラインドテストをしたら聴き分けるのは難しいくらいアンプサウンドに肉薄しています。そんなペダルをあなたにご紹介します。
この記事は
- 70年代マーシャルサウンドを再現したペダルが気になっている
- 足元でアンプの歪みを再現したい
そんなあなたに向けて書いています。
Contents
Lovepedal PURPLE PLEXIってどんなペダル?

冒頭にも書きましたが、70年代後半のマーシャルアンプを再現したペダルです。出音はかなりアンプライクで、ブラインドテストをしたら聴き分けるのは相当難しいんじゃないんかなと。
実際に弾いてみても、3弦7フレットあたりのニュアンスはまるでアンプそのものです。中域の太さはしっかりと残しつつも、歯切れのいいサウンドで、コード弾きが気持ちいいです。
シンプルなパワーコードを弾いてるだけでも気持ちが良いってすごい。
PURPLE PLEXIのすごいところはゲインの使える幅が広いところです。
普通はゲインをマックスにしたらほとんどのペダルは音がぐしゃっとして、腰のないサウンドになりがちですが、PURPLE PLEXIはゲインをマックスでも使える音がします。
もちろん12時くらいが最も良い音がするなーとは思いますが、ゲインをフルアップしてしても十分に使えるところです。この守備範囲の広さには驚きました。
ハイゲインを想定して作られているのか、Lovepedalの腕が良いのか…その辺は分かりませんが、さすがLovepedalです。
コントロール

ギターペダルでは定番のボリューム、トーン、ドライブの3つです。Lovepedalってどのペダルもツマミがそんなにないイメージなんですよね。
個人的にはツマミが少ない方が音がいいって感じることが多いので、Lovepedalのスタンスは好きです。
Lovepedal PURPLE PLEXI総合評価
サウンド特性

ゲインの量は使える幅が広いので割と高めになっています。
しかし、一番美味しいポイントはゲイン12時のクランチとディストーションの中間です。
そしてアンプライクなサウンドとなっています。
総合点数
ノイズの静かさ | ★★★★☆ |
ニュアンス | ★★★★★ |
操作性 | ★★★★☆ |
価格の安さ | ★★★★☆ |
音作りの幅 | ★★★☆☆ |
音の速さ | ★★★★☆ |
総合点数 | 80点 |
非常に優秀なアンプライクペダルです。
ハードロックサウンドって言ったらBognerとかFRIEDMANとか真っ先に思いつきますが、LovepedalのPURPLE PLEXIなんかもありだなって思いました。
良かった点
コントロールはシンプルで扱いやすいし、出音もアンプに肉薄するところまで迫っています。どこにでも気軽に持っていけるペダルです。
そして、すごく地味なことなのですが、ノイズがめっちゃ静か。ノイズは全く気になりませんでした。
悪かった点
ありません。
激歪みなディストーションを望むならそもそもこのペダルじゃないし、モダンな音も出ません。
強いていうならマルチなサウンドではないってことですね。
こんな人にオススメ
いろんな現場や、スタジオやハコに置いてあるアンプをメインで使う人にはかなりオススメできます。PURPLE PLEXIが1台あると安心感があります。
フェンダーのツインリバーブなんかに、PURPLE PLEXIを繋いだ瞬間にマーシャルのスタックアンプに生まれ変わりますよ。
まとめ
とにかくシンプルで扱いやすい70年代マーシャルアンプを再現したペダルです。
ゲインは真ん中くらいが一番美味しいポイントで、程よく歪んだサウンドがたまりません。
アンプの出音をそのまま切り取ったようなサウンドにぜひあなたも触れてみてはいかがでしょうか。
それでは!
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