歪みMANIA管理人の慎也(@ShinyaGuitar)です。
FRIEDMANのBUXOM BOOSTは以前にレビューしたDIRTY SHIRLEYと同時期に発売したペダルで、2台とも現在も大ヒットを続けているディストーションペダルBE-ODに続き新たに登場したペダルです。
今回がっつりと弾いてきましたのでレビューをします。EQ付きのブースターってことでめちゃくちゃいいんじゃないかな!これ欲しい!
この記事は
- FRIEDMANの新製品が気になっている
- 使えるブースターが欲しい
そんなあなたに向けて書いています。
FRIEDMAN BUXOM BOOSTってどんなペダル?

FRIEDMANのアンプのラインナップにクリーン専用アンプ『BUXOM BETTY』というアンプがあるのですが、名前からするとBUXOM BETTYをモチーフにしていると思われます。
だけどBUXOM BETTYにはGAINは付いていませんし歪みません。恐らくBUXOM BETTYくらいのヘッドルームがあるよってことだと思います。
サウンド
さて肝心のサウンドですが、ハイの煌びやかさと音の分厚さを追加してくれます。
ブースターではあるのですが、クリーンブースターやトレブルブースターの類ではありません。クリーントーンに使うと、ちょっと歪むコンプみたいな感じになって少し使いにくいい印象です。音がパコパコするんですよね。
しかし、アンプをクランチ気味にセットして、BUXOM BOOSTを突っ込むとめちゃくちゃ迫力のあるサウンドになります。
音に関しては動画を観ていただいた方がいいですね。
音色は全く違いますが、TS-9やOD-1などのオーバードライブと同じような使い方をしてあげるといいのかなと思います。
こちらの映像なんかもいいですね。クランチのアンプをプッシュして、音の厚さを追加してくれています。
そしてBUXOM BOOSTの何がいいかって、EQが付いていることなんですよね。
バッキングだったり、ソロだったりで「もう少し細かいところをいじりたい…!」って思うことが何度もあっただけにこれは嬉しいですね。
音作りって会場でも変わるし、天気でも変わります。もっと言えばその日の気分でも変わったりするので、細かくEQをセットできるのが素敵。
EQ

EQが搭載されているBUXOM BOOSTですが、EQはミニスイッチの切り替えでバイパス可能です。スイッチを上にするとバイパスモードです。
上段のMid、Bass、Trebleのツマミがバイパスされ、TightとBoostはバイパスでも調整可能です。
画像の設定のMid0、Bass0、Treble5の状態でバイパススイッチを切り替えても音は変わらないので、おそらくこの設定がフラットなんだと思います。
セッティングの手順としては最初にバイパスで音出しをして、微調整が必要であればEQをオンにする使い方がいいかもしれません。
Tightは低域の締まり具合を設定が可能。
Boostはレベルと兼用になっています。Boostを上げていくとレベルも上がっていくのですが、このせいでクリーントーンには使いづらいんですよね。
FRIEDMAN BUXOM BOOST総合評価
総合点数
ノイズの静かさ | ★★★★☆ |
ニュアンス | ★★★★★ |
操作性 | ★★★★☆ |
価格の安さ | ★★★☆☆ |
音作りの幅 | ★★☆☆☆ |
音の速さ | ★★★★☆ |
総合点数 | 80点 |
このペダルはめっちゃいい!
サウンドにハリと厚さを足してくれるので、ハードロックやる人には最適ですね。
もちろんクランチメインのプレイでソロにBUXOM BOOSTをかましてリードトーンを作ることもできますので、本当にサウンドの幅が広いです。
まとめ

優等生っぽいけど優等生じゃない、獣のようなブースターですね。
BE-100につないで、BUXOM BOOSTをオンにすると昇天しそうです(笑)
個人的に好きなブースターにFulltoneのFAT BOOST3があるのですが、それとはまた違う魅力がありました。
痒いところに手が届いて、派手なサウンドにしてくれるEQ付きのブースターをお探しであれば、ぜひこのBUXOM BOOSTをチェックしてみて下さいね。
それでは!
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