歪みMANIA管理人の慎也(@ShinyaGuitar)です。
TOTOのルカサーなんかのプレイを聴いていると、バッキングにディレイやリバーブをかけっぱなしですごくいい音をしてるんですよね。
ギターらしいホールリバーブをかけてくれるDigiTechのご紹介です。中身はリバーブの名機であるレキシコンのアルゴリズムが入っていますよ。
この記事は
- 上質かつギターらしいリバーブをお探し
- ミキサー入りのリバーブがいい
そんなあなたに向けて書いています。
DigiTech POLARA

POLARAはレキシコンのアルゴリズムを使用し、7種類のリバーブが入った、変なおっさんの顔が描かれたリバーブです。
リバーブの種類が多いと遊べるので、バッキング以外にも使いたくなった時には便利かなと。
ギターのバッキングにかけるのであればホールリバーブが一番安定しているかなって。
サウンドはやっぱりレキシコンのアルゴリズムだけあって、ギターに特化してすごく自然な音だなって思いました。
まあ、レキシコン弾いたことないけどね!
この動画なんかすごく分かりやすいです。できれば比較だから同じプレイをしてくれたら嬉しいなーとは思いましたが(笑)
単純にリバーブの綺麗さでいえば、右のリバーブの方が綺麗なんですよね。好きな人は好きだろうなーって。
俺も実際パッと聴いただけなら右の方が綺麗で好き。
だけどギターにかけるならどっちだ?って思ったらPOLARAだったんですよね。中域の音の残り具合とか、オーディオライクになりすぎないギターらしさとか。

上のミニつまみのTAILSはエフェクトオフ時の残響を残すか残さないかを選択できるスイッチです。
かけっぱなしならどっちでもいいとは思いますが、個人的にはオフにする時に残響がスパッと消えるのは違和感があるのでTAILSはオンが好きです。
左下のつまみのLIVELINESSはリバーブの高域の調整が可能で、出音の高域を気持ち程度に調整できるので役に立っています。

ステレオに対応して、2in2outになっています。

DigiTechらしくツマミが動かないようにゴムのカバーが付いています。

こんな風にして使います。万が一足などが当たっても、セッティングが動かないようにできるので一安心。
セッティングが決まってから、本番で調整することはまあないので活躍しています。
こんな人にオススメ
POLARAはミキサー搭載なので、俺のシステムのようにミキサーが入っておらず、エフェクトは直列で使っている人には最適なのかなって。
原音を残して内部でミックスしてくれるので、原音の太さを残したままエフェクトをかけてくれます。
ただ、今後ミキサーを入れるつもりであればオススメできないかな。キルドライの設定が今のところ見つかっていないそうです。
この前身のRV-8はキルドライをできる裏技があったらしいのですが…POLARAもできたらいいのにな。
そもそもなんでバッキングにリバーブをかけるの?

ギターソロにディレイをかけるギタリストは多いですが、バッキングにはあまり空間系をかけたがらないギタリストが多いです。
いや、俺もそうだったのですが、そうするとソロ時には奥行きがあるサウンドになるのに、バッキングではなぜか奥行きがなく、スピーカーにベタベタに張り付いたようなサウンドになってしまいます。
CDなんかだとオケに馴染まないし、バンドでもソロを目立たせたいのに少し引っ込むというやりたいことの逆の効果になってしまいます。
ならばバッキングにもリバーブをかけて、オケにちゃんと馴染ませるためにリバーブを薄くかけるんです。
実際に俺もやってみたらこれがなかなかいい感じ。
そしてリバーブのキラキラとした成分がバッキングに追加されて、アンプ直より色気が出ましたよ。
こんな効果があるんだーと不思議に思った記憶があります。それ以来まだリバーブは欠かせないものになっています。
一般的にはよくディレイとリバーブはかけすぎは良くないと言いますが、ルークのプレイを聴くたびに「リバーブもディレイももっと深くかけていいんだ」って思います。
まとめ
ミキサーを搭載せずに、エフェクターを直列につなげて音を鳴らしているギタリストにはオススメのリバーブです。
やっぱりリバーブはレキシコンですよって言われて納得するリバーブです。空間系とかぶっちゃげあんまり興味なかったから、人に勧められて買ったけど大正解。早くボードに組み込まないとな…
どうでもいいけど歪みMANIAってタイトルのブログでついに空間系のレビューが来たか…って思っちゃいました。だけど、歪みをさらに活かすためのエフェクターですからね。
あくまでメインは歪みです。
気になる方はぜひ以下のリンクからチェックしてみてくださいね!
あなたの機材選びの参考になれば嬉しいです。それでは!
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